最終更新日:2019/04/18
【バレンタイン特集】犬にチョコは危険!?犬が本当に喜ぶプレゼントとは?

バレンタインに愛犬へプレゼントをあげる前に
毎年2月14日が近づくと、バレンタインデーの影響でチョコレートがたくさん売れます。
元々、バレンタインデーは「女性が好きな男性に対してチョコレートを送る」というイベントでしたが、最近では、親しい友人として異性に贈る義理チョコや、同性に贈る友チョコ、男性が女性に贈る逆チョコなど、様々な理由でチョコレートを贈るイベントへと変化しました。
そんな中、〇〇チョコのように名称はないものの、飼っているペットにチョコレートなどのプレゼントを贈る方も増えています。
ペットと特別な日を共に過ごすのは素敵なことですが、ここでいくつか注意点があります。
チョコレートは与えちゃダメ
犬を飼われている方は既にご存知の方が多いと思いますが、犬にチョコレートを与えてはいけません。
犬にチョコレートを与えると、カカオに含まれるテオブロミンとう成分によって中毒を引き起こし、嘔吐・下痢・失禁・動機・心臓の障害・昏睡・麻痺などの症状を引き起こす可能性があります。
このテオブロミンの恐ろしいところは、有効な解毒約が存在しないことです。中毒症状が出た後に動物病院に連れていっても、催吐薬で胃の中のチョコレートを吐かせた後、精神安定剤などを投与する対症療法(症状を軽減して、自然治癒量を高める方法)に頼るしかないのが現状です。
また、バレンタイン用のプレゼントにチョコレート以外のものを選ぶ場合にも、いくつか注意点があります。
チョコレート風のおやつも危険
バレンタインの雰囲気を楽しむために、チョコレート風のおやつを選んで購入される方も多いかと思います。
チョコレート風のおやつには、カカオが含まれていない代わりにチョコの香りがするフレーバーが入っていて、犬も美味しく食べられるように甘味料が使用されています。また、オシャレなデコレーションも施されているので、バレンタインの雰囲気を楽しむにはピッタリなプレゼントとして人気を集めています。
しかし、犬がチョコの香りと甘さを覚えてしまうと、次のような認識が芽生えます。
「この臭いは食べてもいい物で、とっても美味しいものだッ!」
犬が1度このように認識してしまうと、飼主さんが食べているチョコレートや、知らずに食べこぼしてしまったチョコレートなどを犬は躊躇なく食べるようになるでしょう。
言葉を発しない犬の認識に飼主さんが気づくのは、ほぼ不可能だと思います。中毒を起こした時にはもう手遅れ…ということも十分にありえますので、チョコレート風のおやつはあまりオススメしたくないです。
甘いケーキにも要注意
チョコレートが危険ということを知っている飼主さんの中には、チョコレートを使用していないスイーツをプレゼントされる方も多いのではないでしょうか。
例えば、犬用のスイーツに選ばれることの多い『ケーキ』。
ケーキには、スポンジ・生クリーム・フルーツなど糖質の高いものが大量に使用されています。こうした食材を一気にとると、カロリー過多や消化不良によって下痢や嘔吐を起こすことがあります。
スポンジには小麦粉が使用されているのでアレルギーにも注意。普段からグレインフリーのドッグフードを与えている方は、これがきっかけで初めて小麦アレルギーが発症するというケースも珍しくありませんので、ケーキを食べた後におかしな様子が見られたら、すぐに動物病院で診てもらうことをオススメします。
実はストレスの元!?犬が求めていないバレンタイングッズ
バレンタインのプレゼントとして売られている市販の商品は、犬ではなく飼主さんに喜んでもらうためのものが多いというのが実情です。
例えば、先述した『チョコレート風のおやつ』だと、飼主さんはバレンタインの雰囲気を楽しむことができますが、犬としては食べるべきではないものの匂いを覚えてしまうというデメリットしかありません。『甘いケーキ』にも甘味料や調味料などの人工添加物がたくさん使用されていて、犬にとってはあまり良いものとはいえないです。
洋服や靴下などをプレゼントする飼主さんもいますが、今までずっと裸だったのに、ある日突然、服や靴下を身に着けることを強要されるようになるのは、犬にとっては大きなストレスとなってしまいます。
バレンタインというイベントは人間のための催しなので、人である飼主さんが楽しむことも大切ですが、せっかくプレゼントを渡すのなら犬が喜んでくれるものを与えたいですよね。しかし、犬が本当に喜んでくれるものって一体何なのでしょうか。
犬が本当に喜ぶバレンタインプレゼントとは?
犬が喜んでくれるプレゼントとして考えられるのは、やっぱり食べ物です。その中でも嗜好性(におい・形・大きさ・食感・味)にこだわって開発されたものをいくつか紹介いたします。
しつけのご褒美としてつくられたトリーツ
トリーツとは、犬にしつけを行うときのご褒美として与えるアイテムのことです。
トリーツには食べ物以外にも玩具などのグッズも存在しますが、今回は、嗜好性の高い食べ物のトリーツについてご紹介いたします。
ふりかけにも使える『オリジンフリーズドライ』
加熱調理されずに作られたオリジンのフリーズドライは、アメリカのケンタッキー州でとれた新鮮な肉や魚の旨味や栄養をギュッと濃縮した贅沢トリーツです。食後の血糖値が上がりにくい低GIの素材だけが選ばれていて、保存料も使用われていないので、安心して与えられるトリーツに仕上がっています。
ビスケットのような綺麗なベージュ色で、1粒あたりの大きさは1.5~2cm程度。おやつとしてそのまま与えることができますし、フリーズドライ製法で柔らかくなっているので、指で崩してふりかけとしてドッグフードにかけて与えても喜んで食べてくれると思います。
投薬補助にも使える『メディボール』
バレンタイン当日、体調を崩した愛犬はまだ投薬中…という状況もあるでしょう。そんなときにピッタリなのが『メディボール』です。手のひらで伸ばしたり、丸めたり、ちぎったりと自由な形に調節できるので、愛犬が嫌がる薬を包み込んで投薬補助として利用することができます。
実際に行われた嗜好性のテストでは約9割の犬が食べたという結果が出ているので、犬も喜んでくれると思います。また、ビーフ味なら色がチョコレートっぽくて、形も自由自在に変えられるので、飼主さんもバレンタイン気分を味わうことができるかと思います。
子犬でも食べられる『ママラブパピー』
DHA・カルシウム・ラクトフェリンを配合したミルクトリーツです。ほんのりとした甘みがあって、生後3ヵ月から食べられるので、子犬にも与えることができることができます。色も白いので、ホワイトチョコレートのような気分で飼主さんもバレンタインの気分を楽しむことができそうですね。
長く続けるならサプリメントもオススメ
バレンタインだけで終えることなく、ずっと与え続けたいという方にはサプリメントもオススメです。
サプリメントというと、美味しいものに思えないかもしれませんが、最近のペットサプリは嗜好性を高めるための様々な工夫がなされています。
例えば、某猫用ウェットフードのようにチューブから直接与えるゼリータイプにしたり、『ビール酵母』や『チキンエキス』など強い香りを持つ成分を配合したり、中には実際にテストを行って食いつきが良いことを明示しているものまであります。
そんなペットサプリの中でも人気を集めているのが、いつまでも美味しい食事を楽しんでもらうための『オーラルケア』に役立つサプリメントです。
美味しくお口をケアする『このこのふりかけ』
このこのふりかけは、自然由来の原料からオーラルケアに役立つものだけを厳選使用したペットサプリです。添加物を一切使用していないことに加えて、お得な定期コースも完備されているので、安心して長く続けることができます。
専門家監修のペットサプリ『キュアペット』
キュアペットは、お腹の中から愛犬の健康をサポートするために、専門家の監修の下に開発されたペットサプリです。プロバイオティクスの有胞子乳酸菌に加えて、嗜好性を高めるビール酵母、古くから高い健康作用のある植物として用いられてきたクマザサが配合されていることが最大の特徴です。
ブリス菌配合の『ラブリービー』
ラブリービーは、これまで1度も口内の病気にかかったことがないという子供の唾液から発見した善玉菌『ブリス菌』を配合した犬用ふりかけです。ブリス菌以外に余計なものが使用されていないので、ブリス菌をたっぷりと摂取することができます。