最終更新日:2019/05/17
犬の口臭がキツイ!?気になる原因と改善すべき生活習慣について

口臭の原因をチェック
いつも一緒に過ごしている愛犬の口臭は、自分では気が付かないことがあります。
口臭は病気や不調のサインだったりすることもありますので、見逃さないように匂いをチェックしてあげましょう。
口臭として挙げられることが多いニオイには、次のようなものがあります。
ウンチのような匂い
ウンチのような口臭を放っている場合は、自分のうんちを食べてしまう食糞(しょくふん)をしている可能性があります。
自分の犬が食糞なんてしているはずがない…と考える方も多いかと思いますが、ドイツのミュンヘン大学の研究によって、食糞は珍しいものではないということが明らかになっています。
研究の内容は、47頭の犬を丸1日観察するというもの。その結果、全体の約70%が食糞をしていたということが報告されています。
食糞の原因には、次のようなものが考えられます。
- 外敵に発見されないため
- 母犬の真似している
- 好奇心
- 飼主に構ってもらうため
- 給餌量が足りていない
- 便からドッグフードのにおいがする
食糞は改善が難しいですが、考えれる原因を元に「しつけ」や「食事の見直し」によって改善を目指しましょう。
腐敗臭
食べ物が腐ったような匂いがする場合、口内に歯垢がたまってしまっている可能性があります。
歯垢(プラーク)とは、歯の表面についている白や黄色っぽいネバネバのことです。食べカスだと思っている方も多いですが、歯垢の正体は細菌の塊です。
この細菌がたんぱく質を分解するときに発生する硫化水素やメチルメルカプタンが、腐敗臭の原因となっています。
たとえ歯垢がついていなくても、歯と歯茎の隙間にプラークが侵入している可能性もありますので、においが強い場合は医師に診てもらうことと、においがする前に歯磨きの習慣をつけておくことが大切です。
生臭い
口臭が生臭い場合には、ドライマウスの疑いがあります。
ドライマウスとは、口内の唾液が少なくなってしまう病気で、歯周病などの口内トラブルの原因にもなります。
ドライマウスは加齢や顎の衰えによって起こるといわれていますので、愛犬が6、7歳以上になると注意が必要です。
その他の匂い
食糞・歯垢以外が原因となっている場合は、次のような病気の可能性も考えられます。
- すっぱい匂い(胃酸過多)
- アンモニア臭(腎臓疾患)
- 甘ったるい(糖尿病)
こうした匂いがする場合には、自己判断が非常に難しいので、医師に相談してみましょう。
病院に行くタイミング
愛犬から口臭がする時、よっぽど匂いが強くない限りは「病院に行こう」という考えには至りにくいかと思います。
勿論、口臭が強くなったら病院に行くという考えも間違ってはいないのですが、病気を抱えている可能性も考慮して早期発見・早期治療を行うために、次の項目をチェックしてみましょう。
- 口内に異物がないか
- 歯や歯茎に変色がないか
- 口臭以外の不調がないか
- 口内に異常がないのに強い匂いがしていないか
- 口臭が部屋中に充満するほど強くないか
上記の項目が1つでも当てはまる場合は、病院の治療を受けるようにしましょう。
口臭を防ぐには?
口臭の原因は口内にあることが多く、その中でも最も多いのが歯周病です。
愛犬が歯周病にならないようにするためにも、歯磨きする習慣をつけて、口内の清潔に保ちつつ、口内に何か変化はないかを確認してあげることが大切です。
それと食事の面でのポイントですが、口内の健康維持に役立つ成分をドッグフードだけで賄うのは難しいので、サプリメントや副食をトッピングしてあげることで補ってあげましょう。
また、口内環境を正常に保つことに役立つ成分が配合された歯磨きペーストもありますので、そういったものを取り入れて歯磨きしてあげるのも良いですね。
サプリメント選びのポイント
口内の健康を保つためには、ビタミンCと乳酸菌が役立ちます。
ビタミンCには、ウイルスの増殖を阻止する働きを持つほか、歯茎の形成するコラーゲン繊維を再生させるということも研究によって分かってきています。
乳酸菌には、口内細菌として存在する悪玉菌を減らす働きが期待できるので、歯磨きペーストなどの成分として利用されることがあります。
それと、口臭対策サプリの成分として人気を集めているのが「クマザサ」です。天然の消臭成分と呼ばれるクマザサは、匂いの元になる細菌と戦うことで知られており、その高い健康作用から淡竹葉(たんちくよう)と呼ばれる生薬としても用いられています。